ワークブーツ(トラクションタイプ)修理
お問い合わせも多く、一番やらせていただいている修理です。
このような状態でお持込いただくケースが大半です。
他の修理店で「こういう靴は修理が出来ない。メーカーに出すしかない」と言われた、という話をよく聞きます。
こういう状態でも十分修理可能です。
構造は↓こうなっています。
ウエルトとミッドソールが縫ってあり、ソールは貼ってあるだけです。
修理はソール部分をはがし、新しいソールを貼ることになります。
材料は上記写真のビブラム#4014というソールを使用しています。
(レッドウイングの純正材料は基本的にメーカーにしかありません)
なお、下の写真はミッドソール部からはがした内部の様子です。
長く履いたものは左のように中のコルクがボロボロになりカビてきます。
詰め替えたものが右の写真になります。
ソールは何年かに1度しか取替えないものですし、ミッドソールからの交換もご検討下さい。
では、実際の手順をご紹介。
まず、ソールをはがします。
続いて新しいソールを貼り、粗く切り出したあと、マシンで削ります。
完成
完成後、洗ってオイルを塗り、すぐにお履きできる状態でお渡しします。
なおミッドソールまで削れていても、状態次第では継ぎ足し(あくまで誤魔化しですが・・)もできます。
ビブラムソール、各種ご用意しております。
以下、修理・カスタム例です。
一番多くお受けする修理です。
ビブラム#4014(白)での張替え。
こちらはビブラム#2021(スポンジ材料)
驚くほど軽くなります
#4014の黒もあります
ビブラムシャーク(リップル)に張替え
2014年に出たビブラム#9015
ビブラム#132
ダナーライトは元と同じソールをご用意できます(ビブラム#148)。
ダナーライトにビブラム#1205でヒールだけを付けたし修理
こちらはダナーにいつもとちがうソールをはってみました
ダナーを#430ソールに
いろいろ出来ます。
お気軽にご相談ください。